脱毛方法のいろいろ
医療レーザー脱毛講座 vol.03
脱毛には医療レーザー照射などさまざまな方法があり、それぞれの特徴を生かした方法が選択されてよいと思います。 脱毛したい部位や密度など人によって希望はさまざまです。早く終了したい方、かなり細かい毛までこだわる方、どうしても日焼けする仕事の方、汗の量やにおいが気になる方など、それぞれのお悩みやご要望をよくお聞きして適切にアドバイスしたいと思います。
医療レーザー脱毛
医療レーザー脱毛の仕組み
医療レーザー脱毛では照射された医療レーザー光線が毛包内のメラニンに吸収されて熱に変わり、毛包の一部細胞を破壊します。医療レーザーを何回か繰り返し照射することで、毛を再生させることをできなくします。(医療レーザー医療脱毛の完成)
医療レーザー脱毛と毛周期の関係
医療レーザー照射は毛周期が成長期の初期にあるときに有効だという説と無関係だという説がありますが、当院では経験的に毛周期の初期が、効率が良いと考えています。しかし仕事などが忙しくて定期的に通院できない方や、妊娠などで間隔が空いた方も医療脱毛できていることより、あまり毛周期にとらわれなくとも、医療レーザー照射を繰り返すことでいずれ脱毛が可能です。毛包内に毛が存在しているほうが効果が高いため医療レーザー照射前の処理は抜毛ではなく 剃毛するように勧めています。
医療レーザー脱毛の問題点
医療レーザーの問題点は表皮にもメラニンが存在するために、熱傷を起こす可能性があることです。日焼け直後や色素沈着のある部位への医療レーザー照射には充分な注意が必要です。(現在は熱傷を予防するために優れた表皮の冷却装置が開発されています)
電気針脱毛
電気針脱毛とは
絶縁針と呼ばれる専用の針を毛穴に滑り込ませた後、通電して毛根部を焼いて永久処理します。当院で使用している小林式絶縁針は皮膚表面に当たる部分は絶縁さ れていて通電しても傷ができません。毛の再生を行う部分のみ焼くことができます。毛穴の深さや、毛の太さによって多くの種類の絶縁針が用意されています。 体のいろいろな部位に使用が可能です。
電気針脱毛のメリットとデメリット
絶縁針脱毛の良いところは、医療レーザーのようにメラニンに反応しないので、色素沈着部に安全に処理できることと、色の薄い金色や茶色、白色の毛も処理可 能なことです。また1本1本選択しながら脱毛が可能なので、額や眉毛、髭などの形や密度を整えたりすることも可能です。またワキの毛を脱毛すると腋臭のに おいや、汗の量も減少します。デメリットとしては手技が難しいため脱毛士の養成に時間がかかること、実際の施術時間も医療レーザーに比べて長時間必要な事 などです。